最近、アメリカにいて オンラインで日本のドラマが見れる事を発見して 夜 寝る前に30分程楽しんでいます。 アメリカのホームドラマに比べて、状況設定がバラエテイーに富んでいるとのことで、うちのだんなも少しずつはまり込んでます。 タイトルを見ながら次に見るドラマを探していたところ ”モンンスターペアレント” と言うタイトルのドラマを発見。 ただのドラマのタイトルと思ったら、実は理不尽なクレームを学校につけてくる親を日本ではこう呼ぶのだ、ということを知りました。 ちょうど私も2学期の父母懇談の直前だったので、”モンンスターペアレント”が 来たらどうしようなどと、少し不安にさせられました。(お陰さまで、今回の父母懇談会も 実りのある有意義なものでした。)まあ、結局ドラマですから、多少誇張している部分もなきにしもあらず、とは思いますが、社会的現象としてこんな名前までついているんですから、実際増えている事は確かなんでしょうね。親は 子供に立ちふさがる すべてのものを ”悪”とみなし、その ”悪”を こっぱみじんに破壊するため、モンスターとなって戦う。 そんな親に育てられた子供は 無菌状態のかごに入れられた小鳥の様に 常に保護され、苦しみや,辛さを経験する事なく育ち、悪いのはいつも自分以外の人たち、自分はぜったい悪くない、という環境で成長する。”逆ギレ”とか”キレる”といったかたちで ちょっとした不満や苦境に耐えきれず、逆上する最近の多くの日本人が生まれてくる背景が見えてくる気がします。
以前、ラブエンドロジックの創始者 ジム フェイ氏の 講演の中で、母親が赤ちゃんに接する態度のちがいが、全く異なるメッセージを子供に送っていると話を聞きました。たとえば、寝かしつけたばかりの赤ちゃんがベビーベッドで泣いているとします。 Aのお母さんは、すぐに行って、抱き上げあやしながら泣き止むのを待つ。 Bのお母さんは 5分程して見に行き、おむつがぬれているなど特に泣く理由がない時は、優しく声をかけ、部屋を出る。ではAのお母さんのメッセージとは何でしょう? 確かに赤ちゃんには不機嫌にする何らかの理由があったのかもしれません。 しかし、それが大きな問題でない場合にあやすということは、ほんの少しのフラストレーションにも、他人に機嫌をとってもらわなければならない子供を育てるということです。親が判断して 何も健康上の問題がないと言う時は、優しく声をかけるだけで十分なのです。子供の不安を取り除いて、後は子供が自分で落ち着くまで待つだけでいいのです。 日本の実家に帰るたびに、友達や私の家族から、うちの子供たちは泣かない、と言われます。確かに 二人とも (5才と 3才)転んで膝小僧を擦りむいても、けんかをしても、泣く事は泣きますが、立ちなおりは早いと思います。 一緒に暮らしているとあまり気づきませんでしたが、生まれた時から、ラブエンドロジックの子育てを実践できたおかげで、少しは精神的に強い子供に育ってくれているのかな、と思ったりしています。